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三条夫人 [歴史]

大河見ました(・∀・) 高校時代までは毎回欠かさず見ていたんですが、このごろはたまにしか見ません。

でも、今回の大河は本当に面白いと思いますよ('-^*)/ 最近の大河って、ムリに現代の価値観で喜怒哀楽を描いちゃってて現代劇っぽくなってるし、登場人物の台詞がうざく聞こえてしまうことも(-""-;) 戦争反対だとか、側室がどうとか・・・ でも「風林火山」はそんなのいっさいなくって、かといってものすごく殺伐としたものでもなく、とっても人間味のあるドラマになっていると思います。演出も演技もいいし、見ていて単純に面白い!! 演出が結構漫画チックな部分もあるのに、ぜんっぜん安っぽくならなく、自然に楽しめるところがすごいと思います。

ところで、今回は於琴姫の登場でしたねo(^-^)o 由布姫のときもそうでしたが、私は三条夫人を中心に見てしまいます。暇人な私は、最初は晴信とあんなに仲良かったのに・・・と、感情移入しながらかなり思い悩むイタイ日々を送っております(ノ_-。) だれか私を救って・・・ 例年の大河のように現代チックに夫の浮気問題みたいに描かれていたらこんな風にはならなかったでしょうね・・・ 

でも、よく考えてみると、(みんな知ってるが)このドラマは勘助が中心になってるんですよね!? ってことは、由布姫も中心に描かれるわけで、晴信と三条夫人の夫婦仲をそんなに描いてるわけにはいかんのだ!! 要はあえて描いてないだけ・・・といったとこでしょうか!最初の方に二人の中の良さが沢山描かれているから、騙されてしまった((>д<))

こう解釈しよう!!

晴信がまだ、「良い国にしたい」という純粋だったころに三条夫人は嫁ぎ、正室として支えていくことを決意。ところが、勘助が仕官すると、晴信は迷いながらも戦に積極的になっていく(武将として、ならないわけにはいかないケド)。三条夫人的には、「前はこうじゃなかったのに・・・」と戸惑う。でも、晴信は迷い、苦しんでおり、私利私欲の為ではないことを理解している。「でもやってることは・・・」と、個人の葛藤を中心に描いている。二人のシーンがこの頃から少なくなるのはそのためで、別に夫婦仲が悪化したとかではないと思う。というか、これは視聴者の想像次第ですね。

その後、由布姫を側室にしたのは勘助が助けたから、あとは由布姫と晴信、由布姫と三条夫人のお話になるのです。

そのあとは、寵愛が移ったとかじゃなくって、晴信自身が変わっていったのではないでしょうか。仲が悪いとかはないと思います。でも、三条夫人も、さすがに昔の晴信とは別人になってしまったと、諦めかけます。

そんな中、武田家は板垣、甘利の両重臣を失い、昔のような人物に戻り(実際には、立場上、経験上、年齢上、全く同じでないけど)三条夫人とも昔のような仲睦まじさを取り戻したのでしょう。

それにしても、晴信が側室を迎えるときの三条夫人は見てられないくらい可愛そうです(ノ_-。)


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